Apple Eventで発表された新アイテムの1つAirTag
忘れ物防止に必須アイテムなのは間違いない。
ただ筆者が使っているTileと一緒じゃね?と思ったので使い道を考えながら比較していきたい。
【使い方】TileとAppleWatchは遅刻を減らす神アイテム
筆者はApple好きを公言しているが、身の回り全てをAppleかためるほどの信者ではない。
そんな筆者が本記事でAirTagとTileを比較しつつ、使い道の違いから両アイテムをおすすめする人について書いてます。
使い道から考えると、筆者は安いTileMateで今は充分というのが結論です。
Tile Mate (2018) 探し物/スマホが見つかる
目次
AirTag vs. Tile 使い道の違い
AirTagやTileといった製品の使い道は主に2つ。
- 忘れ物を防ぐ役割
- 落し物を探す役割
忘れ物を防ぐ役割はTile
自宅を出発するとき…
「財布がない」
「鍵がない」
「アレがない、コレがない」
そんな探し回る経験ありませんか?
AirTagやTileがあれば出発前に慌てまくって、忘れ物をしたり、遅刻する心配がなくなります。
筆者の使い道は圧倒的に『忘れ物防止』なので、Tileのヘビーユーザーです。
さらに便利な機能がiPhoneを鳴らして呼び出す機能。
クッションや枕の下に隠れてしまっているiPhone…見つからないときありませんか?
そんなときは『Tileボタン』を押せば、iPhoneの音が鳴って場所を教えてくれます。
落し物を探す使い道はAirTag
どこかで物を落とした時、どうやって探しますか?
AirTagやTileがあればどこで落としたか場所が分かります。
アプリで落ちている場所を教えてくれるので、すぐに安心できます。
ただ使い道が落し物を探す場合なら、AirTagの方がいいかもしれません。
なぜなら使用ユーザーが圧倒的にiPhoneの方が多からです。
AirTagもTileも落し物を見つける仕組みは、あまり変わりません。
どちらのシステムもユーザーが多いほど、見つけてもらいやすくなります。
日本人の多くがiPhoneユーザーであるため、どこかに落としてきた物を探す場合はAirTagの方が良さそうです。
Apple AirTag <Apple>
筆者は落し物を探す使い方をしたことがないので、機能としてもTileで充分だと思ってます。
Tile Mate (2018) 探し物/スマホが見つかる
AirTag vs. Tile 主な仕様の違い
AirTag | Tile | ||
製品 | AirTag | Mate/Mate(2020)/Pro/Slim/Sticker | Slim/Sticker |
価格 | 3800円〜 | オープン価格 | オープン価格 |
接続 | UWB、Bluetooth | Bluetooth | Bluetooth |
最大接続距離 | 45〜120m | 45〜60m | |
防水 | IP67 | IP55 | IPX7 |
バッテリー | 1年以上 | 約1年間 | 約3年間 |
対応OS | iOS14.5以降 | iOS/Android | iOS/Android |
AirTag vs. Tile 最大の違いは価格
筆者個人の見解だが、両者最大の違いは価格。
AirTagは1個3,800円、4個セットでも12,800円
Tile Mateは筆者が使っているのは1番安いモデルで2,030円
(Amazonで2021年4月21日現在)
Tile Mate (2018) 探し物/スマホが見つかる
この時点で本体価格が2倍近く違います。
AirTagにはアクセサリーが必要
Appleのホームページを見ると、AirTag専用アクセサリーの数々。
1番安いもので1,580円…
筆者はTileをキーケースに付けてます。
TileMateには本体に穴が空いているので、画像のようにそのままキーケースに装着可能。
同じようにAirTagを使うとすると専用アクセサリーが必須となる…
公式以外から格安アイテムは出てるが、追加の出費は必須だろう。
For AirTag 保護ケース
ちなみにTileにもアクセサリーはあります。
Tile Mate 2020 2018用ソフトケース
AirTag vs. Tile 製品ラインナップの違い
Tileは製品ラインナップが豊富
AirTagには製品モデルが1種類しかない。
対してTileは利用シーンに応じて、製品モデルを選べます。
公式ホームページでは、このように推奨。
※画像はTile公式ホームページより
例えば財布に入れておきたい場合はカード型のSlimeモデルを選ぶといいでしょう。
Tile Slim (2020) は財布におすすめ
PCに貼りたい人はStickerモデルがおすすめです。
Tile Sticker (2020) はPCにおすすめ
AirTagはモデルが1つなので、使い方によっては工夫が必要かも知れません。
例えばPCには直接アイテム貼り付けたい人はAirTagではできません。
財布には小銭と一緒に入れますか?
それともストラップのように付けますか?
TileはiOSとAndroidに対応
AirTagは原則、iOS14.5以降の利用者に限定されます。
筆者はiPhone12miniなのでAirTagも使えますが…
使用するアプリも異なります。
AirTagはiPhoneアプリ『探す』を使うのに対して、Tileはアプリ『Tile』を使って音を鳴らしたり、場所を特定したりします。
iOSに限定されてもiPhoneユーザーの多さを考えると、やっぱり落し物を探すときはAirTagが良さそうです。
AirTag vs. Tile 外観の違い
筆者がAirTagに魅力を感じる部分は外観。
なぜならTileMateでは若干のオーバーサイズを感じてるから。
さらにデザインは完全にAirTagが好み。
サイズ
製品 | サイズ(mm) |
Tile Mate | 35×35×6.2 |
Tile Mate(2020) | 35×35×6.2 |
Tile Pro | 42×42×6.5 |
Tile Slim | 86×54×2.4 |
Tile Sticker | 27×7.3 |
AirTag | 31.9×8.0 |
Air TagはTileMateより1回り小さい感じですね。
筆者のキーケースにつけるアイテムをサイズだけで選ぶならAirTagです。
デザイン
デザインは個人の好みの問題なので、どうこう言うつもりはありません。
ただ個人的にはAirTagのデザインが好きです。
さらに刻印サービスもいいですね!
AirTag vs. Tile どちらがおすすめか
筆者の結論は、現時点ではTileMateをおすすめする。
なぜなら安いうえにTileMateで困ってないからだ。
ただAirTagにもやはりApple製品なりの魅力はある。
Tileをおすすめする人
- Androidユーザー
- 安いアイテムを使いたい人
- 忘れ物防止目的で使いたい人
- 利用シーンにあわせてTile製品で統一したい人
AirTagをおすすめする人
- iPhoneユーザー
- AirTagのデザインが好み
- Tileに何らかの不満がある人
- 落し物を探す使い道で使いたい人
どこかに落としてきた落し物を探すことをメインに考えたらAirTagがいいかも知れません。
さらにアクセサリーを含めてAirTagの価格に納得できるiPhoneユーザーは、AirTagがいいでしょう
なぜならAppleだからです。
まとめ:【使い道】AirTag vs. Tile 忘れ物防止に便利なアイテムを比較
コストパフォーマンス含めて考えれば、現時点でTileで充分というのが筆者の結論。
ただしそこはApple。
Apple人気、マーケティング等々を考えれば多少のコスト差はかんたんに跳ね返します。
筆者も今はTileから買い替える気もないが、今後は分からない。
デザイン、サイズ、Appleでの統一感をイメージするとAirTagが気になるアイテムであることは間違いない。
落し物防止アイテムの具体的な使い方が気になる方は、こちらの記事もチェックしてください。
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