

本記事を読めば、今の時代に合った単純接触効果の効果的な使い方が分かります。
結論はメールや電話・SNS、場合によってはプレゼントを効果的に使うことです。
こんな方におすすめ
- 顧客に印象を残す方法を知りたい方
- 営業で単純接触効果を使いたい方
- 今の時代に合った単純接触効果を知りたい方
昔の営業は足で稼いで、何回顧客に会うかが勝負でした。
今はちょっと違いますよね?
吉之助はこんな人
- Mac歴10年
- 子育てパパ
- 某企業の営業マンで営業一筋14年
- 精神保健福祉士・産業カウンセラー
営業マンも昔ほど顧客に会えない時代なので、単純接触効果の使い方も変わっています。
確認していきましょう。
目次
単純接触効果(ザイアンス効果)とは
単純接触効果とは(閾下であっても)繰り返し接すると好意度や印象が高まるという効果。1968年、ロバート・ザイアンスが論文Zajoncにまとめ、知られるようになった。ザイアンスの単純接触効果、ザイアンスの法則とも呼ばれる。
例でイメージしましょう。
- 単純接触効果:結婚につながるケース
- 単純接触効果:特定のアーティストを好きになる
- 単純接触効果:テレビCMを見てたら、商品を買ってしまう
単純接触効果:結婚につながるケース
最初の出会いでは何とも思わなかったのに・・・
毎日、顔を合わせると段々気になる存在になってきて・・・
恋人関係に発展して、結婚につながる。
単純接触効果の影響で、恋人関係や夫婦関係につながるケースは珍しくありません。
単純接触効果:特定のアーティストを好きになる
例えば、アニメのOP曲をイメージしましょう。
自然に聞いているうちに、無意識のうちに口ずさんでいることありませんか?
無意識に曲を口ずさみはじめると、アーティストを調べてダウンロードしている。
そんな行動も単純接触効果の影響です。
単純接触効果:テレビCMを見てたら、商品を買ってしまう
企業が高い広告料をかけてまで同じテレビCMを流すのは、単純接触効果を狙っているからです。
同じCMを見ているはずなのに、だんだんとその商品が気になってくることないですか?
ボクはあまりインスタントラーメン食べないんですが、ついチキンラーメンを買ってしまった経験があります(笑)

次から営業での単純接触効果を紹介します。
まずは単純接触効果が効果を発揮しない場面からです。
営業で単純接触効果(ザイアンス効果)がマイナスになる状況
営業で、単純接触効果がマイナスに働く状況は2パターンです。
- パターン1:最初の印象が悪い場合
- パターン2:最初の印象が良い場合
最初の印象が悪いとき、単純接触効果に注意
最初の印象が悪いと、顧客はあなたに会ってもワクワクしません。
「またアイツか」「アイツと会うの嫌なんだ」というふうに顧客に思われてしまいます。
会えば会うほど嫌われてしまうので、対策が必要です。
最初の印象が悪いときは、あなたの変化を見せる演出をしましょう!
例えば外見や、あなたの知識やプレゼンといったパフォーマンスで顧客を見返すチャンスを掴んでください。
営業であなたの違う顔、ギャップを見せることが大切です。
最初の印象が良いとき、単純接触効果に注意
最初の印象が良いときも、注意が必要です。
とくに最初に顧客に期待感を持たせすぎてしまうと、あなたへの期待値が高くなります。
顧客が持った期待値が高すぎて、それに答えられないと大変です。
あなたのことを「意外と大したことないヤツ」と評価されます。
そうなってしまうと単純接触効果どころか、顧客に会えば会うほどマイナスです。
顧客の期待値以上のパフォーマンスを営業で見せ続けることが大切です!
現代の営業マンが単純接触効果(ザイアンス効果)を効果的に使う方法
せっかくの営業にも有効な単純接触効果です。
マイナスにならないように、効果的な使い方を覚えましょう。
単純接触効果を活かす:競合他社の営業マン面談回数を知る
顧客に面談しているのは、あなただけではありません。
競合他社の営業マンも、面談しています。
まずは競合他社の営業マンが、1ヶ月で何回くらい顧客に面談しているかを知りましょう。
その回数が、あなたの面談回数の目安になります。
単純接触効果を活かす:営業回数以上に活かす方法
単純接触効果を有効に活かす方法は、何も面談だけではありません。
メールや電話、SNSで連絡をとることも有効です。
例えば、1回の面談でも単純接触効果は4回まで増やすことが可能です。
- メールでアポイントをもらう
- 面談の前に、電話でアポイントの確認をしておく
- 顧客と面談
- 面談が終わったら、お礼のメールを送る
メール、電話といった基本的なことをするだけで、単純接触効果を使った営業回数を増やすことができます。

そのほかにも日常生活をSNSで発信して、顧客に見てもらうことも有効です。
単純接触効果を活かす:プレゼントの使い方
顧客へのプレゼントや手土産は、業界のルールがあるかもしれません。
まずはルールを守ることが大切です。
その上で、単純接触効果を狙った有効なプレゼントが2つあります。
- 毎日見るもの
- 毎日使うもの
共通するのは「毎日」です。
食べて終わりのお菓子よりも、毎日見るカレンダーや時計・毎日使うボールペンなどの方が有効です。
ただし注意して欲しいことがあります。
ポイント
そのプレゼントが、あなたからもらったことが分かる特徴があるものを選びましょう!
例えばデスクを整理できるグッズは、意外と喜ばれます。
大切な顧客さんでも、デスクが汚いと思う人いませんか?
デスクが整理できて感謝されるうえに、毎日あなたのことを思い出してくれる品です。
あなたもプレゼントに最適な逸品を考えてみましょう。
単純接触効果を活かす:顧客を知る
もっとも大切なことです。
- 1ヶ月に何回くらいの面談が最適か
- 何をしたら喜ばれるか
営業マンは、ただ多くの回数を会えばいい訳ではありません。
顧客の求める面談回数を知ったうえで、単純接触効果を有効的に使っていきましょう。

まとめ:営業で単純接触効果(ザイアンス効果)をもっと効果的に使う方法
- 単純接触効果(ザイアンス効果)とは
- 単純接触効果(ザイアンス効果)がマイナスになる状況
- 現在の営業マンが単純接触効果(ザイアンス効果)を効果的に使う方法
以上について、まとめてきました。
現代の営業では、単純接触効果はただ単に面談回数を増やせばいいわけではありません。
面談以外にメール・電話・SNS・プレゼントなども効果的に使って顧客に好印象を残していきましょう。

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